・午前、1件の収納相談を受けました。
・午後、1件の収納作業を行いました。
1つ1つのモノが丁寧に袋に入れられていましたが、そのために中身がわからず、どこに何があるかも不明に。取り出しも不自由になっていました。
ご主人が作られた台がありましたので、この高さを活かして、頻度別、目的別に収納。
キッチンの一部も入れ替えをし、「気持ちがスッキリでした」とお喜びいただけました。
・夕方、DIYと収納が得意なお住まいにお邪魔しました。
隙間を上手く活かし、収納率をアップさせています。「オミゴト!!」と私たちが感動し、勉強させていただきました。
ありがとうございました。
明日ご一緒させていただく皆さまとの前夜祭。
毎回お世話になる内田ご夫妻にまた大変お世話になりました。ありがとうございました。
今回は、130回も東北支援公演を行っている『日本フィルハーモニー交響楽団』さまのご協力をいただき、収納と音楽のまさかのジョイントでイベントを行うことが出来ました。
さらに、関西で活躍され、100回以上の東北支援ライブを行っている『桃梨』さまも急遽参戦。
『日本フィルハーモニー交響楽団』&『桃梨』とのジョイントも決定し、住民のみなさんに1日お楽しみいただけました♪
・日本フィルハーモニー交響楽団
・桃梨
いよいよスタートです!
空き箱をご持参下さり、20名の方がお越しくださいました。
はじめの事例紹介です。今回は『100円グッズ』のアイデアを解説です。みなさん興味を持って真剣に聞いてくださっています。
本日のイベントメンバー
メイン司会:熊谷一子
・田中真子・清水美記・磯村香子・伊藤寛子・小柳忍・小野和子・長柴美恵
はい!作ってみましょう!
みなさん、何を入れるのか?どんなデザインにするのか? 色々イメージされながら夢中で作成中です。
完成でーす!
隣の部屋で『日本フィルハーモニー』さんがリハーサルをされていたので演奏が聞こえる雰囲気も良かったのだと思いました。
そして最後に、『日本フィルハーモニー』バイオリン奏者の遠藤さんが、みなさんの作られた作品をイメージし演奏してくださいました。
熱い拍手をいただき、『チーム整理収納アドバイザー』の部は無事終了いたしました。
前回もそうでしたが、やはり皆さん、手先が器用なので細かい作業はお得意です。
布やリボンを選びながら、アレ入れよう!コレは便利!などなどおしゃべりしたち、お隣のお手伝いをしたり、ときどき立ち上がって貼りつけされる姿も^^
教えるプロがいるときだから、さらに夢中になっていただけたようです♪
前回の空き箱アイデア資料と今回の100円グッズアイデア資料の2枚をしっかりと持ち帰っていただけました。
一緒に来れないけどアイデアの提供によって東北を応援しているメンバーの思いも伝わったようです。
またまた喜んでもらえて本当に良かったーぁ!
スタッフ一同、感無量です。
今後も楽しく作りながら細かなモノの収納にぜひお役立て下さい。
村田さつき/磯村香子/中村恵美/長柴美恵/伊藤寛子
羽賀直子/羽里理美子/加藤菜美/家村かおり/櫻井澄子/橋口真樹子
わずか30分の短い時間でしたが、わきあいあいの中での食事は関係者一同のテンションも上がりますね。
ご馳走様でした♪
・13:00 演奏スタート
130回もの東北支援公演を行われ、登米市での演奏も3回目だそうです。50名ほど集まり、会場は満員御礼です!みなさん、やっぱり音楽が好きなんですね。
演奏者のみなさんは、あえて正装ではなくカジュアルな装いです。しかし、演奏はいつも通りに真剣です。なかなか縁遠い弦楽器をこんなに身近で聞けるなんて・・。1曲1曲が心に響きます。
楽器やそれぞれのパートの音など、おもしろく説明して下さり、私たちも夢中になって聞きいっています。まさかの『青い山脈』の演奏には驚きました!^^;
「今日が50回目の結婚記念日」というご主人が奥さまにサプライズで1曲リクエストされ、『君といつまでも』を演奏。奥さまは感極まって涙を流されていました。震災から3年。想像を超えるご苦労があるはず。二人三脚で今日まで過ごされたご夫妻は他にもいらっしゃることと思います。ご主人はたくさんの思いを込めてリクエストされたのでしょうね。この日に立ち会えた私たちも最高に幸せです。どうぞいつまでも素敵なご夫妻でいてください♪
ヴァイオリン/遠藤直子氏
ヴァイオリン/豊田早織氏
ヴィオラ /高橋智史氏
チェロ /中務幸彦氏
・『日本フィルハーモニー』&『桃梨』のジョイント
日本フィルさんの最後のアンコール曲でジョイントが無事成功です!
この日のジョイントイベントを知り、急遽参加して下さることになった『桃梨』さん。東北支援ライブを100回以上行っていて、この前日は志津川でライブ。登米市でも何度となくライブを行い、突然の参加に住民の皆さんは大喜びです♪
お互い「フツウこのようなジョイントは出来ないこと」だそうですが、当日の数分のリハーサルで息もピッタリです。
素人が言うのも失礼ですが、「すごいッ!!」の一言しか出ませんでした。
各組がはじめてだった”ジョイント”企画。収納で始まり、音楽に交代し、最後はさらに”音楽のコラボ”
遊びに来てくださいました皆さんの表情と雰囲気から、ほのぼのしく、和やかに1日お楽しみいただけたのではないかと、イベント関係者一同は安堵感で胸をなでおろしました。
今回も住民の皆さんにたくさんお世話になりました。
皆さま方の元気で明るい笑顔にお会いできて、私たちも楽しい1日を過ごすことが出来ました!本当にありがとうございました。
動画作成:小柳 忍
『日本フィルハーモニ交響楽団』さんは、この後3か所でコンサートを行います。
『チーム整理収納アドバイザー』から1名、同行させていただきました。
宮城県石巻市へ向かう途中、南三陸町志津川を経由。
昨年取り壊しの話しがあった『防災対策庁舎』はまだそのままに残されていました。
志津川中学校から見た志津川の町です。手前のフェンスにかけられた写真は震災前の光景です。
4/28(月)の平日にもかかわらず、重機はほとんどなく、一体いつ落ちつけるのだろうか。地元の方々の我慢は限界を超え、あきらめさえも感じ取れます。私たちにはわからない事情があるのかも知れませんが、それにしても遅すぎる。
決して人ごとではないと思います。この現状を一人でも多くの方に知って欲しいです。
『日本フィルハーモニー』さんのコンサートに同行です。
この日の1回目は『女川野球場仮設住宅集会場』にて。
ここの仮設住宅は野球場の中に、コンテナの3階建て構造という珍しい造りです。写真の赤丸は応援席スタンド。得点板などもあり、周辺を見渡すと野球場だったということがよくわかります。
開演前のリハーサル中、静かに聞かせていただいています。心が洗練されたようでした。
一般の方が触れる機会がない弦楽器。大人サイズと子供サイズの『体験用のヴァイオリン』もご用意されていて、プロの指導のもと、子供たちにヴァイオリンの体験をさせています。こういう交流が出来るっていいな~と微笑ましく感じました♪
この日2回目のコンサートはデイケアサービス『こーぷのお家いしのまき』さんにて。
15:00開演ということでお帰りになられた方もいるようですが、ご近所にもお誘いをされているそうなので館内の椅子すべてを出しても足りないくらい、100名を超える方がいらっしゃいました。
こちらの通常のランチメニューだそうです。宿泊はなくランチだけの提供なので、あまり制限をせずに好きな物を食べさせてあげたい。という思いだそうです。
すべて『無添加』でこれだけのメニュー。ヘルシーなのに美味しくてボリューム満点です!海産物がふんだんに使われているところはさすが”石巻”ですね。ご馳走様でした!
小さなお子様からお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんまで。
前に出て来る人もいますが、出て来れない人のためにはお席を回っています。たくさんの方が本当に楽しそうに、人生初のヴァイオリン体験をされていました。いろんなことに挑戦されようとするおじいちゃんたちの姿には感動です。
実際体験してみると、手や首の位置がむずかしいものです。でも、このような貴重な体験をさせてもらえるって本当にうれしいことですよね。音楽って人をつなげるんだな~。と、音楽の力の大きさを改めて感じました。
『指揮者体験』もあります。見本ということで予定外の出番に慌てました。イタズラに、ゆーっくり振ったり、いきなり早く振ったり。それでも全員がピタッとスピードを合わせます。
「指揮者を見ていないのに~?」
演奏者は楽器と音譜を見るので指揮者の動きは気配で感じるそうです。「これが仕事ですから^^」と笑顔で言われますが、それにしても凄すぎます!素人には驚きと感動でした!
そんなイタズラな見本のあとは、お客さまの『指揮者体験』です。「演奏者が合わせてくれるから大丈夫よ!」と言いながら安心して体験されていました。悪い見本もお役に立てたようです(笑)
オーケストラの演奏者の方々と接点をもつのは、自分たちには敷居の高い世界だと思っていましたが、今回ご一緒させていただき、人情味あふれ、人への思いやりがあり、ユーモアもあり、笑顔が絶えず、結構”体育会系”なんだな~と、勝手ながらすっごく身近に感じてしまいました。
だから「ヴァイオリン体験」や「指揮者体験」があったり、楽器紹介でストーリーがあったりと、ふれ合う場作りがあるのだろうな~。皆さんのあたたかい気持ちがこちらまで伝わってきました。
今回音楽を通して、たくさんのことを感じ、たくさんのことを学ばせていただきました。ご一緒させていただきありがとうございました。
『こーぷのお家いしのまき』さんの周辺は仮設住宅が何か所もあります。
石巻駅前には右写真のような看板が立っています。
登米市も石巻市も大きな爪痕を残したまま、3年経っても完全な復興に至っていません。本来ならこのような暮らしはなかったはず。今もなお新居が決まらず、仮設住宅で暮らさなければならない方が大勢います。現実はまだまだ終わっていません。まだまだです。まだまだ・・。
日本フィルハーモニーさんは翌日気仙沼で最終コンサートがありましたが、ここでお別れです。『石巻ー仙台間』90分バスに乗り、帰路に向かいます。
電車と同じ時間でバスの方が安い!発車時間に合わせればバスの方が便利かも知れませんね。ご参考までに。
今回、宮城県にてお世話になりました関係各位のみなさま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
活動の仕方はそれぞれですが、東北を思う気持ちは同じです。またご一緒になれますことを願っています。
・日本フィルハーモニー交響楽団
・桃梨